直近のワールドカップに参戦してみて、日本の実力をどう感じていますか?

うーん、まだまだ上に行けると思っています。まだ力を出し切れてない感じがします。
今は、いろいろな課題を1個1個解決していくことを考えてます。

今回も代表のユニフォームから、すべてご自分で準備しているそうですね?

そうですね。いろいろ大変なこともありますが、それでも本当にいろんな人によくしていただいております。その方々がいるおかげでこうやって競技ができているので、応援してもらっている人たちに恩返しができるような結果をしっかり出したいと思います。それにボブスレーという競技も知らなかったのに、私のことを何かで知って応援してくれてる人とかもいらっしゃるとお聞きして、本当にすごく幸せなことだなと思います。やっぱり私ができることは競技に行って少しでもいい滑りをしたり、いい結果を出したりすることだと思うので、とにかく精いっぱいやりたいと思います。

競技者としてだけではなく「チーム桧野の責任者」としてはいかがですか?

滑走の手続きや各国との事前会議など、本来マネージャーやスタッフの方がいたらやってくれそうなことも自分でやる場合もあります。選手以外の部分の時間が使われている時もありますが、今シーズンは特に、オリンピックのシーズンなので仕方ないですし、問題ないです。
そういったもの全てを含めたのが、今の私のボブスレー競技だと思っています。

遠征でトレーニングをしてるときは、1日をどう過ごしていますか?

その日によって違いますが、滑走時間が午前中で、朝9時から滑走だと、7時にはコースに行って準備したりしています。
滑走ラインをイメージする為にコースの中を歩いたりとか。滑走が終わって、お昼すぎに帰ってきて、ご飯を食べて少し休んで・・・そりのメンテナンスとか、午後はウエイトかトレーニングとか、スタートトレーニングなどをしたりします。

そういうメンテナンスなども全部自分でなさってるのですね。

そうですね、道具の登録をしたり、各国とのミーティングがあったりとか。それで滑走する時間が割り当てられて、日本チームはこの時間からこの時間まで何本です、というようになります。そして午前にボブスレーをやったら午後はスケルトンの練習、というようにやるので、コースはもう常に埋まっていて、誰かが滑っている状態です。

そのコースにはナイターとかはないのですか?

コースによっては夜もあります。
温かいところはやっぱり温暖化で日中はできないところもあるので、朝早くと夜遅くというところもたまにあります。氷が持たないとか。最近はヨーロッパはちょっと寒波だったのか、すごく寒かったです。でも最近は雪がないことも多いです。温かくて氷が溶けちゃって、冬の競技ができなくなるのを目の当たりにします。温暖化の影響ですね。私たちの競技は寒いところでしかできないので、それはもう本当に深刻な状況になっています。

遠征中、オンとオフの切り替えなどはどうしてますか?

あまりオフはないですね。それに時間があっても「街」というよりは「村」という表現がぴったりのところで、あまりやることがないです(笑)ストリートが1本しかないとか、スーパーも1個とか。基本、本当に山奥なので・・・部屋でDVD見るとか・・・競技とはぜんぜん関係ない、日本から持っていったドラマとか、何か笑えるものとか、いろいろです。普通のラブストーリーとかも見たり、みんなで持ってきたものを回覧しています。
ただ今年はちょっと忙しくて、あんまり自分の自由な時間は少ないかもしれません。

日本に戻ったときに絶対これだけはする、ということは何かありますか?

全然ないです。あまりこだわりはないですね。日本に帰ってきてこれは絶対買うとか、そういうものはないですね。まあでも今はお茶漬けが食べたいです。もう2カ月半ぐらい行っていたので。とにかくいつもバタバタしています。

最後に、応援していただいている方々へのメッセージをお願いします。

はい。繰り返しになりますが、支えてもらっている方々、応援していただいている方々のために私ができることは結果を出して恩返しをすることだと思うので、とにかく頑張ります。また、ボブスレーという競技を少しでも多くの人に伝えることができれば、と考えています。応援よろしくお願いします。
ありがとうございました。
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