GREEN TUNE

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開発者の声

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セールスサポート本部
テクノロジーサービス部
シニアマネージャー
小林 孝至
セールスサポート本部
セールスプロモート部
宮本 嘉雄

開発者の声

 
「Green Tune」開発のきっかけをお聞かせください。
宮本
3年前の2002年にある音楽CDプレスメーカーとそのマスタリングスタジオから、ハイエンドのプロ用CD-Rが欲しいとリクエストがありました。三菱化学メディアにとっては、新たな試みでしたが、世の中の流れが記録の高速化へ向かうなかで、低速用のアゾ色素を使い、フラッグシップ的な一番いいものを作ろうとスタート。ドライブに極力負荷をかけずに、原音を忠実に記録・再生できるディスクを目指しました。
試行錯誤があったとお聞きしました。
宮本
まず、一般用のCD-Rに何をどのようにプラスアルファすればよいかという所からはじめました。スタンパ、反射膜の素材などについて細かい検証を行いました。さらにはプリンタブルか、通常のインクかといったレーベル面での工夫など、様々な試みを行いました。
試作品を持ってスタジオを回られたそうですね。
宮本
数百枚の試作品のなかから、これはというものをスタジオに持っていき、プロの方に評価していただきました。そのなかで、最も音質的な評価が高かったのが、「Green Tune」でポーラス構造と呼んでいる、発泡レーベルを使った場合でした。
ポーラス構造とはどのようなものですか?
小林
開発をはじめて半年ぐらいたってから発泡レーベルの試作品を作りました。泡状の塗料を塗っています。細かい泡がダンパーの役割をして、振動を抑え、ドライブがスムーズな回転を得られるのではないかという発想でした。ごく小さな泡が、均一に入っているので、バランスが取れていると思います。
ポーラス構造にはどのようなメリットがあるのですか?
小林
あきらかに振動を抑える効果があります。また、何らかの要因で振動が加わった場合でも、振動を早く吸収して減衰させるというデータが得られています。 「Green Tune」は通常のディスクより1g程度重いので、慣性力が働き、ドライブの中でディスクが安定して回ります。
緑色には意味があるのですか?
小林
レーザーピックアップの赤色の補色である緑を使うと、赤が吸収されやすいという結果が出ています。実際に吸収スペクトラムを見てみると、「Green Tune」に採用しているサイレントコートの緑色はDVDやCDで使われている波長を吸収します。銀の反射膜の反射率は65%程度なのでレーザー光が一部透過して、その透過した光が緑のレーベルにあたります。そこで乱反射してしまうと、ノイズになりますが、それを吸収できれば余計なノイズをカットする効果があるのではないかと考えています。その実証は難しいですが、結果として緑を使うとスタジオでも良い評価を得られています。最近はドライブでも、ディスクを乗せるトレーや内装に黒色などを使っているものが多くなっていますが、これも同じ目的を狙ったものです。
宮本
最終的な商品の段階では、緑色の上に(インクジェット)プリンタブルのインクを塗っています。これはCDのタイトルを印刷するスタジオでの使い勝手のためです。ただ、緑色を全面的に隠してしまうのではなく、外側と内側に緑色を残すことで、「緑色へのこだわり」をアピールしたいと考えています。


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